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聴覚障害の子を持つ親の気持ち―親子留学

私達は2014年に素晴らしいお母様に会いました、お母様とお嬢様が今年ニューヨークへ出発する準備を勧めております。こちらのご家庭は聴覚障害のある子:由紀子さまと聴覚障害のない子:早苗さま(お二人ともお嬢様)をご夫妻で育てていらっしゃいます。由紀子様が聴覚障害があります。お客様の個人情報は伏せております。

お母様とお話しさせていただくたびに思うのは、彼女の行動力、子供への愛情、ご自身もお子さまと一緒に成長していこうという意欲に関心いたします。

二人の娘を持ち思うこと

親子留学 ニューヨークQ.聴覚に障害のあるお子さまを育ててきて、どのようなことに気をつけている、あるいは気配りをしていますか?

 

A. 私は仕事を持ち実家も遠いので気持ちに余裕を持って育児ができませんでした。
公的な通級教室や ろう学校の母親同伴プログラムに通いました私の仕事が忙しく休みがちでしたので由紀子にはかわいそうな事をしたと思います。

けれど由紀子なりに私が頑張っていることを理解してくれたようで嬉しく思います。 本人も将来仕事を持って自立したいと考えている様子なので救いに思っています。 親子の交流時間は短かくても中身が充実したものであれば子供たちにきっと気持ちが伝わると信じています。

語学学校 ボランティア

Q.上のお子さまは聴覚に障害がなく、下のお子さまとの姉妹関係について特に注意していることはありますか?

 

A.難聴の由紀子の言おうとしている事が姉の早苗にうまく伝わらず由紀子が癇癪を起こしてケンカする事が多かったです。そういう時はどうしても理由の如何を問わず由紀子の味方をしました。早苗は私が由紀子ばかりひいきするように受け取ったようで思春期に入り私に対する反抗がひどくなりました 最近は早苗の私物を勝ってに使っていたり早苗の勉強を邪魔したりなど明らかに由紀子に非がある場合は由紀子も叱るようにしています。

 

由紀子さまの未来に思うこと

Q.由紀子さまについて、将来どのような人になって、どのような未来をクリエイトしてほしいですか?

A.聴覚障害をマイナスと捉えず、一つの個性と考えて積極的に生きてもらいたいと思っています。興味のある事から始め、目標を見つけて夢を実現して欲しいです。

 

Q.聴覚に障害のあるお子さまをお持ちの親御さまとして、どんな母でいたい、親でありたいと思いますか?

A.できるだけ本人の気持ちに添えるよう行動したいと考えています。 転ばぬ先の杖でなく本人の自助自立を促すような接し方を心掛けています。

Q. 由紀子さまは将来についてどのような夢を持っていますか?

A. 将来の夢はたくさんあってひとつに絞りきれずにいます。 聾学校の先生、歯科技工士、介護士その他外国でNPO活動もしたいようです。

 

Q. 今回のニューヨークボランティア体験とアメリカ手話留学について期待していることやニューヨークで楽しみたいことがあれば教えてください。

A. 由紀子と私のアメリカ手話や英会話力の上達が一番の目標です。 それと現地の人、特にホストファミリーと仲良くなりたいです。 帰国しても親しく連絡を取り合えるようになりたいです。 現地観光も楽しみたいです。お勧めスポットあれば教えてください。