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ニューヨークでナンシーにインタビュー

今回インタビューしたのはニューヨーク、マンハッタンに在住しているNancyさん。髪の長いロシア系の、優しい笑顔の女性です。Nancyさんは現地の大学でアメリカ手話:ASLの講師をしています。

ニューヨーク在住 ナンシーさんの日常生活

こんにちは。まずNancyさんのいろいろな日常生活などをお聞かせください。ご家族の方とのコミュニケーションはアメリカ手話:ASLになりますか?

 

「私の家族は聴覚に障害はありません。家族は全くアメリカ手話:ASLを学ばなかったので話さないです。というのも私は小さい時の病気がもとで耳に障害ができて、少しですが聞こえるし話せるからです。

 

 

では家族とは英会話になるのですね?

 

「私は高校までオーラルプログラムというセラピー授業を受けていました。そこで普通に 話すことを学びました。だから家族とは普通の会話なんです。」

 

 

Nancyさんのお友達関係はいかがでしょうか?

 

「中学校から耳の聞こえない人たちのいる学校へ通っていたので、自然と周囲には
耳の聞こえない同じようなお友達がほとんどです。」

アメリカ手話の先生になろうと思ったきっかは何でしょうか?

「最初は旅行会社のホテル手配業務をしていました。6年間働きましたがオフィスはつまらないと思い、劇場で仕事をしました。バックステージでアシスタント業務をする傍ら、健聴者にアメリカ手話:ASLを教えたりしていました。ある時求人募集の広告をみていたら高校生の教師、今のお仕事ですが、それと聴覚障害者の人達のお世話をするという投稿を見つけました。私は教えることが好きだから迷わず大学の教師の道を選びました。大学で勉強している生徒はほとんどみなさん健聴者です。 」

次回のインタビューお知らせは30代男性アメリカ手話:ASLを話す人です。お楽しみに!