お問い合わせ

歴史・自然に触れる留学

佐藤 清文さま51歳男性 大手企業勤務  彼からのお問合せ内容です。

30年勤続慰労公休を使って、米国で短期間インターンをしながら、 次のことで得た気づきから仕事に生かせるヒントを探りたいと思っています。
@米国で働いている聴覚障碍者の暮らしぶりを知りたい(文化の見聞)。
A米国の聴覚障碍者のASLを知らない相手とどうやって会話するかを知りたい (コミュニケーション能力)。
B職場で聴覚障害者の意思疎通手段を知りたい(情報の伝達、ロジカル・シンキ ング)。
情報保障の面は日本より米国の方が進んでいるイメージですが、国文明が違うの で、滞在で自分の課題を見つけて理解して、持ち帰りたいです。
----
ASLはわかりませんが、アルファベットの指文字ならできます。 でも、ASLを学ぶよりASLに触れながら研修をしたいです。こんな感じですが、可能でしょうか?よろしくお願いします。

インターンシップ+プライベートプラン

7月18日から26日までアクティビティ2日間参加+インターンシップ参加 その後はプライベートプランと全日程17日間!kauai Isalnd Tour, North shore Paradise Tour, Power Spot Tour, Maui Island Tour,Kualoa Ranch Tour, Pearl Harbor, Hawaii Island と精力的にハワイを満喫した佐藤様


Q ハワイの何が魅力的でしたか?
A ビーチとショッピングのイメージが強いハワイですが私にとっては手を加えていない自然がたくさんあり癒されるビューポイントが多いことです。

Q 今回比較的長めの滞在でしたが、インターンシップを終えた後のプライベート観光はいかがでしたでしょうか?
A 泳ぐ目的ではなく、ハワイの自然・文化すべてを知りたく、オアフ島の観光名所やハワ イ島、カウアイ島、マウイ島へ行きました。観光計画は少しハードスケジュールでしたが、たくさんの観光ポイントが多く楽しむことができました。 ハワイ島でスターゲイジングで日本から見ることができなかった自分の誕生星座を初めて見れて、感動しました。
ハワイ島のマウナケア山へ行けなかった代わりに、マウイ島の世界最大級のハレアカラ火山の山頂へ上りました。同島の世界2番目の最大バンヤン(菩提樹)を初めて見ました。 カウアイ島とマウイ島は知名度がまだ低いのか、日本観光客が少ないようです。
看板やメニューに日本語が付いていないマウイ島は、ハワイ感があってまた行きたくなりました。 観光すべきものはだいたい終わったのでもし再びハワイに来るとしたら、のんびりと トレイルをするか、もう一度(気に入った)ハナウマ湾でシュノーケルをしてみたいですね。

Q インターンシップは何が面白かったでしょうか? どのような業務をされましたか?感想を教えてください。
A 私が仕事人間かもしれませんが、やはりPC仕事が面白かったです。日本語入力変換作業 と日本語から英語への翻訳作業が手間取りましたが、現在の仕事もよく翻訳することが 多いので苦になりません。

Q 今回たくさんの人にあったようですが、どんな人達でしたか?
A ハワイへ嫁いだ日本ろう者、日本である期間に滞在して(勤務して)からハワイへ移住したフィリピン、台湾、韓国などのろう者から、片言の日本手話で話しかけました。一 時に日本手話とASL手話の通訳ができる人と会い、外国人観光客のためのASL通訳者の無料派遣についても話してくれました。

Q 当社現地スタッフとのアクティビティでなにが一番楽しかったでしょうか?
A 自然保護のハナウマ湾が感動的でした。浅瀬で人が近づいてもお魚が逃げず、人足の間をすり抜けて行くということは、私が知る限り日本では見られません。

Q 訪れましたイオラニ宮殿に対して感想をのべてください。
A 明治時代の半ばに建てたイオラニ宮殿に電気や電話、水洗トイレ、温水が出る水道水を取り付けたことが一番驚きました。宮殿を建てたカラカウア王はすごい人と再認識しま した。実はイオラニ宮殿の見学をした後、ネットでハワイ王国の歴史を調べるようになりましたが、ハワイ王国設立前の歴史は乏しかったでした。口承文学のため文献が無い のは残念です。北海道のアイヌとほぼ同じです。

歴史と社会

Q ハワイのデフの歴史やデフ社会についても教えてください。
A ハワイ大学の教授が来ていただき、ハワイのDeafに関する事柄を学びました。世界各国 と比べてハワイのろう者への差別がほぼ皆無だったと驚きました。身振りをしてコミュ ニケーションが成り立っていたことは、フラの起源を思い出してなるほどと頷けます。 フラは言葉(言霊)を踊り(手腕の動き)に変えて神様に捧げたそうです。口承文学の 無いハワイ人が手腕の動きを言葉に変えることは知りませんでした。ただ、このような 記録の書物などが無いので、信憑性が薄いが、個人的に信じたくなります。 やはり、ハワイ手話はハワイ語と同様、アメリカ人より強制的にASLへ変更させられまし たが、現在ハワイ手話の復活を試みようと話がありましたが、ハワイ手話に近い手話は 沖縄(これは教授の言葉で、当時の琉球のことと思われる)にあると聞かされて思わず疑いました。

19世紀の沖縄は琉球王国(ハワイ王国より5年早く崩壊)ですが、琉球手話 は聞いたことがありません。仮に琉球手話が存在したとしても、琉球文化にポリネシア 文化の要素があまり感じられません。などとあれこれを考えて首を傾げたくなります。 沖縄方言の日本手話を見かけたことがありますが、聞いたことない琉球語時代の手話が 気になります。今でも時々沖縄へ行って琉球手話(ハワイ手話の語源)を研究しているとろう者が言っています。 ハワイでのデフ社会については、ハワイ聾学校の見学時、先生と話してわかりました。
足りない部分は私が色づけて補きました。ハワイでのビジネス界の大半が観光産業で接 客業が多いです。接客の少ない事務系・製造系の仕事案件・規模が少ないためろう者が就職率が低いだそうです。そのため接客業を除くと、外食産業か教員として働いている
ろう者が多いだそうです。日本とくらべてろう者の就活が厳しいそうです。

ジャニティのスタッフへ:ありがとうございます。バス停を調べてくださるとは思いませんでした。有意義なインターンシップでした。現地のアクティビティもすごく楽しかった。たくさんの人に会えて思い出に残るいい休暇でした。