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神様からの素敵な贈り物

−聾唖の聖職者たちへの恩恵−

クリスマス後の日曜日

私は妻のテリーと二人の娘、16歳のキャロルと7歳のレイチェルと共に教会におりました。聾唖であるレイチェルは他人と違うことに孤独と違和感を感じ、幸せとは言えない子供でしたが、聾学校のプログラムに参加しだしてから3年が過ぎたころには自信もつき、より外交的な子に成長していました。 教会での礼拝中、子供たちの言葉を聞く時間として牧師が教会にいるすべての子供たちを壇上へ呼びよせました。ほかの子供たちと一緒になって壇上へ上がったレイチェルから私の手話が見えるようにと私も位置をとりました。 牧師は子供たちに「神様からの一番の贈り物は?」と質問しました。牧師が意図したことは「キリストが一番の贈り物」ということでありましたが、もちろんそこは子供、大部分の子供が「自転車!」 「スケート靴!」「ポニー!」
と、数日前にサンタがクリスマスツリーの下においてくれたプレゼントを挙げました。(ポニーをもらった子のうちにはさぞかし大きなツリーがあったことでしょう!)
もちろん聾唖のレイチェルには他の子が言ったことは聞こえおらず、下を向き目を閉じて何と答えようか考えていた彼女は、私の手話も見ていませんでした。

聾唖としての誇り

そして目を開けたレイチェルは、満面の笑みで「私の聾唖!」と手話で答えたのです。


思いがけない回答に私はとても驚きましたが、なんとか落ち着きを取り戻し「どうしてそう思うの?」と手話で彼女に尋ねました。
すると目をキラキラさせて、「私を特別にしてくれるから」と答えたのです。
つい数年前まで人と違うことを悲しんでいたあの娘が、聾唖としての誇りを持つようになっていました。手話という新しい言語を習得し、聾学校のプログラムに参加して社会での自分の居場所を見つけたことが、「自分は特別な存在なのだ」という意識を持つきっかけとなったのです。
レイチェルが聾唖としての自尊心を確立したと気づかせてくれたあの日からちょうど20年がたちます。あの日の経験は妻と私にとって、娘のためにしてきた選択は正しかったと確信させてくれるものとなりました。レイチェルは美しいクリスチャンの女性として成長し、変わりなく聾唖としての文化、言語、社会に誇りを持っています。

しかし私にとっては、今でもあの日の出来事が一番素敵なクリスマスの贈り物なのです!

 

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